電気炉用トランスでは、一般に等価タップ方式を採用しますので、磁束密度を低く設計するということが実態であるといえます。
【ご質問】 設備保守を担当しているものです。電気炉用トランスで、磁気飽和による励磁電流を抑える為に、 磁束密度を低くする必要性を教えてください。
【回答】 二次電圧を変えるため一次側タップを設ける場合があります。(等価タップ) 二次側が大電流の場合、二次側にタップを設けることが構造上困難になるので、一次側にタップを設ける等価タップ方式が採用されます。 等価タップ方式ではタップにより磁束密度が変化し最高電圧タップで磁束密度が最大、最低電圧タップで磁束密度が最小となります。 例えば、 最高タップ電圧/最低タップ電圧=2の時は 最大磁束密度/最低磁束密度=2 となります。 最高タップ電圧の時に磁気飽和を生じない様に磁束密度を選定しますので、最高タップ電圧以外のタップでは、磁束密度が低い状態で使用する事になります。前記のタップ範囲の場合は等価タップ方式にすると、磁束密度は1/2にして設計する必要があります。 電気炉用トランスでは、一般に等価タップ方式を採用しますので、磁束密度を低く設計するということが実態であるといえます。
事例233(File No01-1125)二次側が大電流の変圧器が欲しい http://www.jibu.co.jp/case-study/archives/000264.htm 事例253(File No07-555) 降圧変圧器の製作 http://www.jibu.co.jp/case-study/archives/000289.htm
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