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Q&A 037 一次側発電機ブレーカOFFとスコットトランス
| お客様のご質問 |
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■お客様からのご質問内容
設備管理の仕事をしております。当方にて次のような非常回路があります。
非常用発電機(容量250KVA)にスコットトランス(1次側:210V三相、2次側:210/105V)を2個接続しております。スコットトランス2次側をそれぞれ単相三線式で配線しております。
非常時に非常用発電機のメインブレーカーが起動直後にOFFする不具合があります。そこで負荷状況を調査したところ、スコットトランス2次側の負荷総量は発電機容量の約20%でした。
負荷バランスは詳細評価がまだできていませんが、バランスを考慮して負荷選定されているようです。
最近、常用回路の電圧喪失で接続される非常照明回路1箇所に完全地絡が見つかりました(2本の線両方がアースに落ちていました)これは発電機メインブレーカーOFFに関係ありますか。また気になる点として、スコットトランス2次側の1回路に0A-22Aの振動負荷(ポンプのON・OFF動作が一斉に行われる負荷)があります。これは発電機メインブレーカーOFFに関係ありますか。
■ 治部電機の回答
弊社はトランスメーカーですので、電気設備全体の知識はございません。原因が
トランスによる場合に限定して回答します。
異常状態は
・スコットトランスの二次側の1回路で地絡があった。
・B地絡は完全地絡であった。
として、以下述べます。
通常は、地絡があった回路の地絡保護、過電流保護がまず働いて、上流側への波及は
防止されるはずです。これが働かなかった時に、スコットトランスの1次に過電流が
流れ、発電機のブレーカーが働くことが想定されます。
ご質問中、気になる点とされている、「振動負荷0A-22A」は0kVA-4.62kVA
(22A×210V) なので、メインブレーカーが働くことは、まずありえません。
不具合の原因がトランスに起因するか否かを判断する方法として
1.まず、トランスの絶縁抵抗をチェックする。
2.次にトランス無負荷状態で、トランスを投入して
A.無負荷電流をチェック(トランスメーカーの試験データと対比)
電流値に異常がなければ、
B.発電機を運転継続したまま、数回無負荷投入を繰り返す。
ことを実施してください。
Aが正常でない場合はトランスに異常があります。
Bでブレーカ作動があったなら、トランス自体の異常ではありませんが、
使用方法を見直す必要があります。
その場合、トランス・発電機・ブレーカの各業者の見解を聞いて
その電気設備の設計・施工業者の判断で解決策を決定してください。
以上
設備管理の仕事をしております。当方にて次のような非常回路があります。
非常用発電機(容量250KVA)にスコットトランス(1次側:210V三相、2次側:210/105V)を2個接続しております。スコットトランス2次側をそれぞれ単相三線式で配線しております。
非常時に非常用発電機のメインブレーカーが起動直後にOFFする不具合があります。そこで負荷状況を調査したところ、スコットトランス2次側の負荷総量は発電機容量の約20%でした。
負荷バランスは詳細評価がまだできていませんが、バランスを考慮して負荷選定されているようです。
最近、常用回路の電圧喪失で接続される非常照明回路1箇所に完全地絡が見つかりました(2本の線両方がアースに落ちていました)これは発電機メインブレーカーOFFに関係ありますか。また気になる点として、スコットトランス2次側の1回路に0A-22Aの振動負荷(ポンプのON・OFF動作が一斉に行われる負荷)があります。これは発電機メインブレーカーOFFに関係ありますか。
■ 治部電機の回答
弊社はトランスメーカーですので、電気設備全体の知識はございません。原因が
トランスによる場合に限定して回答します。
異常状態は
・スコットトランスの二次側の1回路で地絡があった。
・B地絡は完全地絡であった。
として、以下述べます。
通常は、地絡があった回路の地絡保護、過電流保護がまず働いて、上流側への波及は
防止されるはずです。これが働かなかった時に、スコットトランスの1次に過電流が
流れ、発電機のブレーカーが働くことが想定されます。
ご質問中、気になる点とされている、「振動負荷0A-22A」は0kVA-4.62kVA
(22A×210V) なので、メインブレーカーが働くことは、まずありえません。
不具合の原因がトランスに起因するか否かを判断する方法として
1.まず、トランスの絶縁抵抗をチェックする。
2.次にトランス無負荷状態で、トランスを投入して
A.無負荷電流をチェック(トランスメーカーの試験データと対比)
電流値に異常がなければ、
B.発電機を運転継続したまま、数回無負荷投入を繰り返す。
ことを実施してください。
Aが正常でない場合はトランスに異常があります。
Bでブレーカ作動があったなら、トランス自体の異常ではありませんが、
使用方法を見直す必要があります。
その場合、トランス・発電機・ブレーカの各業者の見解を聞いて
その電気設備の設計・施工業者の判断で解決策を決定してください。
以上
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