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このブログ記事について

このページは、治部電機サイト管理者が2008年7月 1日 00:01に書いたブログ記事です。

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Q&A 071 逆V結線トランスの受電端の電圧降下

治部電機サイト管理者
(2008年7月 1日 00:01)
| 個別ページ

qa071.gif お客様のご質問

変圧器の受電端の電圧降下の算出はどのように考えるのでしょうか?単純な三相の場合は√3×電流×ケーブルの抵抗となりますが、逆V結線のトランスについて教えてください。

注 2008.07.01公開と表示されて
  いますが、実際の公開は
  2010.08.19です。

 

 

■ 治部電機の回答
  送電端は、相電圧ER、ES、ET、絶対値E0の平衡3相一定、電路を経て
 受電端に逆Vトランスが接続されています。(E
0と後述のE1?E3は絶対値)
  逆Vトランスの一次電流比は
1:2:1の不平衡電流なので、本来は、対称座標法
 により計算すべきですが、ここでは対称座標法によらずに、ごく単純化して解説を
 いたします。

  2倍電流はS相として、電路、負荷は抵抗分のみとし、トランスのインピーダン
 スは無視します。送電端を基準に述べます。

  電路S相の、電路に沿った電圧降下を2dとすれば、R,T相の電圧降下はd
 S相は電圧・電流同相。R相電流はR相電圧より60度進み、T相電流はR相電圧
 より60度遅れとなります。
(注 以下、Aの二乗は、A
^2と表記します。)

  受電端の相電圧 R、S、T相の相電圧を、それぞれE
'R、E'S、E'Tとします。 

  E
'R=√(E0^2+d^2-E0d)・・・・E1 
  E
'S=E0-2d        ・・・・E2 
  E
'T=E1 
  送電端・受電端間の相電圧の位相差 
   R相・・・遅れ
α 
   S相・・・位相差なし 
   T相・・・進み
α  α=cos^-1(E0^2+E1^2‐d^2)/2E0E1
 
  受電端の線間電圧
   RS間、ST間、TR間の線間電圧をそれぞれ
  E
'RS、E'ST、E'TRとすると 
  E
'RS=√(E1^2+E2^2‐2E1E2cosβ)・・・・E3 
  E
'ST=E3 
  E
'TR=E3√(2-2cos2γ) 
  
β=120度-α 
  
γ=cos^-1(E2^2+E3^2‐E1^2)/2E2E3 

  受電端の線間電圧E
'TRは下記の式でも求められます。
  E
'TR=E2√(2-2cos2β)=E2√(2+cos2α+√3sin2α)

  上記ベクトル図をご参照下さい。
  R、S、Tは送電端、
  R
'S'T'は負荷電流が流れた時の受電端のベクトル端子
  OAはS相電流、
  OBはR相、T相の電流。
  電流OAにより、S相に電圧降下2d
  電流OBにより、R相、T相に電圧降下d
  を生じます。
                        以上

 

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